販売診断
■診断チェックシート(基礎編)
各項目ごと、該当する診断結果にY(Yes)かN(No)をつけて下さい。 簡易診断後、「分析・評価シート」を提出させて頂きます。
01 マーケット 02 販売方針
03 販売計画 04 ターゲット 05 得意先管理
06 販売組織 07 販売員活動 08 製品・サービス 09 価格 10 販売チャネル
11 販売促進 12 アフターサービス 13 ロジスティックス活動
顧客ニーズに基づく商品やサービス提供
質的な豊かさが強く志向される21世紀の消費の特徴は、
「多様性」や「異質性」です。多様化と一言でいっても、そのパターンも以下のようにさまざまです。
1.「十人十色」(顧客ごとにニーズは異なる)
2.「一人十色」(ひとりの顧客でも時と場合によってニーズは変化する)
3.「時間的多様化」(時間が経過するとニーズが変化していく) など
顧客のニーズが多様化する中、企業は市場(顧客)を一つの塊として捉えるのではなく、何らかの基準でいくつかに分割することが必要でが、これを「
市場細分化(マーケット・セグメンテーション)」と呼びます。
市場選択の仕方は、大きく分けると以下の4つのパターンがあります。
1.(市場を細分化せず)市場全体を対象とする。
2.市場を細分化し、そのいずれもターゲットとする。
3.細分化された市場のなかから、一つ、もしくは少数のセグメントを選択し、それを対象とする。
4.個々の顧客に個別に対応する(「one to oneマーケティング」と呼ばれます)。
大企業と比べ経営資源が限られる多くの中小企業にとっては、全ての市場のニーズを満たすことは困難でしょう。したがって、中小企業にとっては、上記の
BとCの併用パターンが有効だと考えられます。具体的には、自社が有している
資源を最も効果的・効率的に投入できる特定の市場セグメントを選び、そこを標的としてマーケティングを展開していくことが重要です。
その上で、選択した市場セグメント内における、個々の顧客の特性やニーズにきめ細かく対応したマーケティング活動(
one to oneマーケティング)を行うことが大切です。そのためには、
顧客データベースの整備など、IT(情報技術)を活かして、一人ひとり(一社一社)の顧客の管理を行うことが重要です。
下の表は、市場細分化の基準の例です。自社に最適な市場細分化の基準を選択し、市場セグメントごとにマーケティング計画をつくりましょう。
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